2015/5/24 更新
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高橋義仁ゼミナール
曜日/時限: 火曜日 1時限(3年次)、2時限(4年次)、3時限(2年次)
期間: 通年
開講区分/校舎: 一部生田/生田
科目区分: 専門科目
配当: CCM2, CCM3, CCM4
単位: 4単位
本学のゼミは2年後期から4年後期(卒業研究)までが一連のカリキュラムとなっており、部分的に受講することは認められません。したがって入室許可されたゼミの途中脱退は、例外なく認めていませんので学生はあらかじめ了解の上入室を希望すること。この意味で、本ページでは2年次から4年生にわたるカリキュラムの全体像を示します。
<到達目標>
2年次
・経営学の基礎的素養を身につけることができる。
・学術発表の基本を身につけることができる。
3年次
・経営学の知識と実践ビジネスの相互関係を身につけることができる。
・経営学の理論的理解とグループワークを通じてマネジメントの意義を習得することができる。
・チームワークと経営者の視点を学ぶことができる。
4年次
・自ら問題・課題を発掘し、解決する力を身につけ、文章によって表現することができる。
・よく構成された長文を書き、構成する力を身につけることができる。
<講義概要>
2年次
経営戦略理論書の担当の部分についてプレゼンテーションを行うとともに全員でディスカッションを行う。
3年次
ビジネス・プランニングの基礎を学ぶとともに、グループ活動としてビジネスプランの作成または企業等の事例研究を作成する(経営戦略分析を伴う)。資料(新聞記事、書籍、文献、フィールド調査等)から企業行動を分析し経営戦略のセオリーを学ぶ。これらの成果をビジネス・プランコンテスト等に応募し受賞を目指す。
4年次
本学入学以来に学んだことを基礎に据え、各自テーマを選定し、十分な時間をかけて卒業研究を行う。研究の進捗状況を発表しゼミ生相互に研究内容を指摘し合う。研究の成果を論文としてまとめ、口頭発表を行う。
事情により、内容が前後することがあります。
回数 |
2年次 |
3年次
(1時限) |
4年次
(2時限) |
1 |
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マネジメントの考え方(3)イノベーションの実践、戦略と現状/前回ゼミの要点発表・全員討論・ゼミ役割の決定 |
卒業研究前期のすすめ方・ゼミ役割の決定 |
2 |
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マネジメントの考え方(4)成果とは何か、マネジメントのあるべき姿/前回ゼミの要点発表・全員討論 |
研究成果第1回中間報告Aグループ |
3 |
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マネジメントの考え方(5)危機の優先順位、マネジメントの成果/前回ゼミの要点発表・全員討論 |
研究成果第1回中間報告Bグループ |
3 |
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前回ゼミの要点発表・全員討論/ビジネス・プランニング前半のすすめ方・役割の決定 |
研究成果第1回中間報告Cグループ |
5 |
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ビジネス・プランニングのテーマ検討、チーム構成の検討 |
研究成果第2回中間報告Aグループ |
6 |
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ビジネス・プランニングの考え方(代表者発表・全員討論)(1)ビジネス・プランニングの全体像 |
研究成果第2回中間報告Bグループ |
7 |
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ビジネス・プランニングの考え方(代表者発表・全員討論)(2)ビジネスモデル |
研究成果第2回中間報告Cグループ |
8 |
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ビジネス・プランニング研究状況発表・討論(1)テーマの方向性 |
研究成果第3回中間報告Aグループ |
9 |
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ビジネス・プランニングの考え方(代表者発表・全員討論)(3)外部要因分析、内部要因分析 |
研究成果第3回中間報告Bグループ |
10 |
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ビジネス・プランニングの考え方(代表者発表・全員討論)(4)資金計画の方法 |
研究成果第3回中間報告Cグループ |
11 |
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ビジネス・プランニング研究状況発表・討論(2)研究計画 |
研究成果第4回中間報告Aグループ |
12 |
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ビジネス・プランニングの考え方(代表者発表・全員討論)(7)報告のまとめ方 |
研究成果第4回中間報告Bグループ |
13 |
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報告書の書き方 |
研究成果第4回中間報告Cグループ |
14 |
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実践的ビジネスの方法 |
卒業論文中間提出 |
15 |
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ビジネス・プランニング研究状況確認・討論(3)中間成果報告 |
フィードバック・4年生前期ゼミのまとめ |
夏季 |
ゼミ合宿 |
ゼミ合宿 |
ゼミ合宿 |
16 |
チーム・ビルディング/役割の検討 |
ビジネス・プランニング後半のすすめ方 |
卒業研究後期のすすめ方 |
17 |
コンピュータリテラシー演習 |
ビジネス・プランニング研究状況確認・討論(1)報告書の提出・チェック |
研究成果第5回中間報告Aグループ |
18 |
発表(現代経営の考え方)のすすめ方/経済紙の読み方/ゼミ役割の決定 |
ビジネス・プランニング研究状況確認・討論(2)最終成果報告 |
研究成果第5回中間報告Bグループ |
19 |
卒業研究までの流れ/研究論文・レポートの書き方 |
卒業研究本格スタートにあたって |
研究成果第5回中間報告Cグループ |
20 |
研究の基本(1)卒業論文の基本ルール(代表者発表・全員討論) |
研究計画の発表1回目Aグループ |
卒業論文最終提出・研究成果最終報告Aグループ |
21 |
研究の基本(2)研究資料入手の方法(代表者発表・全員討論) |
研究計画の発表1回目Bグループ |
研究成果最終報告Bグループ |
22 |
図書館の利用実習(中級)資料入手の方法 |
図書館の利用実習(上級)学術論文入手の方法 |
研究成果最終報告Cグループ |
23 |
研究の基本(3)卒業論文の執筆方法 |
研究論文レビューの発表1回目Aグループ |
フィードバック |
24 |
現代経営の考え方(代表者発表・全員討論)(1)戦略とは何か、競争のための差別化 |
研究論文レビューの発表1回目Bグループ |
卒論個別指導Aグループ |
25 |
現代経営の考え方(代表者発表・全員討論)(2)競争優位とビジネスシステム、多角化と事業ポートフォリオ |
研究計画の発表2回目Aグループ |
卒論個別指導Bグループ |
26 |
現代経営の考え方(代表者発表・全員討論)(3)企業構造の再編成、国際化の戦略 |
研究計画の発表2回目Bグループ |
卒論個別指導Cグループ |
27 |
現代経営の考え方(代表者発表・全員討論)(4)資本構造のマネジメント、雇用構造のマネジメント |
研究論文レビューの発表2回目Aグループ |
卒業論文追加指示事項の確認 |
28 |
現代経営の考え方(代表者発表・全員討論)(5)企業成長のパラドックス、場のマネジメント |
研究論文レビューの発表2回目Bグループ |
卒業論文修正版最終提出 |
29 |
「マネジメントの考え方」のすすめ方/マネジメントの考え方(1)マネジメントとは、マーケティングの本質 |
個別質疑 |
フィードバック |
30 |
マネジメントの考え方(2)人の強みを生かす、イノベーションの構築/前回ゼミの要点発表・全員討論 |
3年生後期ゼミのまとめ |
4年生後期ゼミのまとめ |
教科書: (4年後期まで継続することを前提とするのですべての資料を入室時に揃えること)
伊丹敬之・加護野忠男『経営学入門』日本経済新聞社
小笠原善康『新版大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書
小樽商科大学『MBAのためのビジネスプランニング』同文舘出版
P.F.ドラッカー『エッセンシャル版マネジメント』ダイヤモンド社
参考書: 花井等・若松篤『論文の書き方マニュアル ステップ式リサーチ戦略のすすめ』有斐閣アルマ
その他:
研究内容に合わせて、その他の関連領域の書籍・文献が随時必要になるが、これらについては追って指示する。経済紙精読については、日本経済新聞社から研究用として無償提供いただいた教材(日本経済新聞)を用いる。
以下を基準に評価する。
(1)試験・テストについて
実施しない。
(2)試験以外の評価方法
(3)に記す評価方法による。
(3)成績の配分・評価基準等
<到達目標>に記した学習レベルへの到達が達成できることを目標として、以下の基準で評価する。
2年次
a. 定期試験 0%
b. 授業内試験 0%
c. 授業への貢献度(発表・有効な発言や議論・講義内課題・熱意等) 100%
d. レポート等の成果物 0%
3年次
a. 定期試験 0%
b. 授業内試験 0%
c. 授業への貢献度(発表・有効な発言や議論・講義内課題・熱意等) 70%
d. レポート等の成果物 30%
4年次前期
a. 定期試験 0%
b. 授業内試験 0%
c. 授業への貢献度(発表・有効な発言や議論・講義内課題・熱意等) 50%
d. レポート等の成果物(卒業論文中間成果) 50%
4年次後期
a. 定期試験 0%
b. 授業内試験 0%
c. 授業への貢献度(発表・有効な発言や議論・講義内課題・熱意等) 25%
d. レポート等の成果物(卒業論文) 75%
(1)当科目では、講義中の積極的な発言、議論を求める。
(2)当科目では、補助資料として「印刷物」を配布する場合がある。(授業終了後の資料は、http://www.yt-lab.com/ にも掲載する)
(3)半期に4〜5回の補講を火曜日6限に3学年合同で行う。補講も正規講義として取り扱う(出欠自由のいわゆるサブゼミとは異なる)ので指定された講義に出席する義務があることをあらかじめ心得ておくこと。
(4)夏季休暇の間にゼミ合宿を実施する。2〜3年生の参加は必須とし、ゼミ合宿も正規講義として取り扱うので指定された講義に出席する義務があることをあらかじめ心得ておくこと。4年生のゼミ合宿への参加は任意とする。
(5)当科目は、2年次開講科目「現代ビジネス(高橋義仁)」を受講の上で選択することを原則とする。止むを得ず「現代ビジネス(高橋義仁)」を受講せず当科目を選択する場合でも、現代ビジネス(高橋義仁=2年次後期開講)「経営学検定試験協議会監修『経営学検定試験公式テキスト(1)経営学の基本』中央経済社」の教科書を熟読し、全範囲の内容を理解しておくこと。
(6)当科目は、経営戦略A(3年次後期開講)、経営戦略B(3年次前期開講)、企業組織(3年次前期開講)とともに履修することを原則とする(使用教科書もオーバーラップしている)。
(7)当科目履修者は、早期にワード、エクセル、パワーポイントの技能を習得する者とする。未修得の学生は、情報科学センター実施のワード、エクセル、パワーポイントの技能講習を受講すること。
(8)当科目履修者は、カリキュラムの配置上の制約により、マーケティング学科のグローバルビジネスコースに所属していることが望ましい。
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専修大学商学部 高橋義仁
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